Rediscovering The splendor of fermented foods.
寿司に欠かせない酢、1000日の熟成を経る伝統的な豆味噌、
ワインと同様大地が育てた米と水で醸す日本酒…。
さまざまな発酵食品・飲料・調味料が支える“旨味”について、
仏・日双方の研究者、生産者が語り合います。
ワークショップでは寿司の手巻きを体験。試食・試飲していただきます。
日本のおみやげもあります。ぜひご参加ください!
寿司に欠かせない酢、1000日の熟成を経る伝統的な豆味噌、
ワインと同様大地が育てた米と水で醸す日本酒…。
さまざまな発酵食品・飲料・調味料が支える“旨味”について、
仏・日双方の研究者、生産者が語り合います。
ワークショップでは寿司の手巻きを体験。試食・試飲していただきます。
日本のおみやげもあります。ぜひご参加ください!
※内容は予告無く変更される場合がございますので、予めご了承ください。
ノーベル物理学賞受賞者の赤崎勇氏など、著名な研究者を擁する名城大学の農学部の教授。
桜やカーネーションなどの花から酵母をつくり、ワインに近い新しい日本酒を生み出すなどの研究成果を上げている。
UDPSEは、約150の生産者の集まり。それぞれの畑で育てたぶどうを近代的な工場に集約して、ワインを生産している。
この組合では、全てのワインを自分達で醸造し、自分達で流通させているのが特長。
萬乗醸造で13年間日本酒づくりに携わる。同時にワインの勉強も続け、2013年ブルゴーニュへ移住し、ワイン醸造を学ぶ。2015年にモレ・サン・ドニ村で醸造所を取得し会社設立。今秋の収穫でのワイン醸造を目指している。
農家から原料ブドウやワインを買付け、自社で熟成・瓶詰めして出荷する生産者「ネゴシアン」。その大手SALIN社は200年を超える歴史を有している。 グランクリュはじめボルドーのシャトーとは代々取引をしており、扱い量も極めて多い。
1970年生まれ。日本の伝統芸術や武術を習得し、茶道を学ぶため、2009年は日本に住んでいた。日本酒に魅せられて200以上の酒蔵を訪問し、「酒サムライ」の称号を持つ。今年10月22日~24日にはパリにおいて日本酒フェアを開催。
ミシュラン1ッ星の「つきぢ田村」にて修業。日本料理店を営む傍ら、食文化を伝える活動をしている。新調理技術協議会幹事。和食文化国民会議幹事。日本料理アカデミー会員。著書に「真空調理で日本料理」など。
大学卒業後パティシエとして働き、その後渡仏してパリのホテル・リッツエスコフィエ等のパティスリーで研鑽。ベルギーでお菓子教室を開催。 現在は学生の指導とスイーツを通じた様々な活動に携わる。
愛知県では味噌・醤油・酢・味醂・日本酒の5ジャンルを中心に多岐に亘る発酵食の製品を生産。中でも、今回は愛知周辺の「日本酒」に焦点を当て、フランス・ボルドーが誇る「ワイン」との対比をベースに国際的な「発酵食文化交流」イベントを行う。
ユネスコの無形文化遺産に登録され、世界的なブームとなった「和食」。なかでも、フランス人には「UMAMI(旨味)」という日本語が通用するほどになり、ブルターニュに鰹節工場が出来るという。
旨味物質が最初に発見されたのは1908年。日本で、だし昆布のなかからグルタミン酸が抽出された。次いで、イノシン酸が鰹節から、グアニル酸が椎茸から発見されている。一方、西洋の食文化では日本の学者が主張する旨味はさほど注目されてこなかった。しかし、舌の味蕾の感覚細胞にグルタミン酸受容体があることが2000年に発見されたため、旨味の存在は俄かに認知度が高まったのである。
アルコール飲料の旨味成分は、食材・料理との味覚の調和も左右している。日本酒やワインに含まれるコハク酸、リンゴ酸、クエン酸等の旨味成分と、発酵食に含まれる有機酸群の旨味成分のハーモニーを、解説つきの実体験によって参加者に体感していただく機会の提供により、発酵食の価値訴求に加えて味覚の国際交流を図る。